ɯhɥm

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-- whym

オックスフォード英語大辞典の寄稿者の中には、教授や貴族もいたが、大半は呼びかけに応じた一般の人々だった。ウィンチェスターは『博士と狂人 ── 世界最高の辞書OEDの誕生秘話』の中で、ウィリアム・チェスター・マイナーのエピソードを語っている。マイナーは合衆国陸軍の南北戦争の生き残りだったが、「異常な常軌を逸した行動」が高じて、ランベスの通りで「罪のない労働者」を撃ち殺し、精神異常の犯罪者としてブロードムーア精神病院に収監されてしまう。そんな彼は1881年ごろ、書斎で「閲覧者へのアピール」を読み、OEDのプロジェクトについて知る。それから21年間、彼はプロジェクトに協力しつづけ、「個々の単語、句、構文の文学史的証拠を高めることへの貢献は、フィッツエドワード・ホール博士の貢献に次ぐ」という讃辞を受けた。マイナーはただカードを郵送するだけではなく、独自の分類方法も考案した。そのため、辞書の編集者は、マイナーに葉書を送るだけで、驚くほど正確で詳細な用例が大量に郵送されてきたという。1891年にマイナーとマレーが面会するまで、OEDの関係者たちは彼がブロードムーア精神病院に収容された狂人であり殺人者であることを知らなかった。 p.150, アンドリュー・リー『ウィキペディア・レボリューション』 (2009)
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