2009年7月25日、鳥海修講演@出版UD研究会、うろおぼえメモ (1)
鳥海修(とりのうみ・おさむ)
- 多摩美に二浪して入った。そのころはプロダクトデザインをやりたかったけど、入れなかったのでグラフィックデザインに。
- ポスターとかには全然惹かれなかったが、レタリングに出会ってこれだと思った。
- そのときの先生が篠原栄太先生、最近だと『官僚たちの夏』の題字を書かれてます
- 当時毎日新聞で書体を作っていた、小塚昌彦さんたちの仕事場を見せてもらった
- そこで、はじめて活字制作というものを知った
- 見たのは、活字の原字をとにかく精密にかいているところ
- すごくきれいな字だと思った。最初見たときは「この人は、なんでここまできれいな字をかこうとしてるんだろう」と思った
- 社会にあふれている新聞や小説の字の形を、一個一個、人間が手で作っているという衝撃
そのときまで、活字を人が作ってるなんて思ったことがなかった
小塚昌彦「文字は水であり米である」
活字というのは、いまの人の知的活動の基礎になっていると思う
- 思想とか哲学とか、すべて書物を通して学んでいる、そして書物は活字でできている
- もちろん内容が第一、だけど活字の良し悪しによって伝わり方が変わる
- だから、活字、とくに本文書体(ほんもんしょたい)はすごく大事
- 空気や水のように、存在を感じさせない文字が理想
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