SOPAとPIPAに対する戦いを、ハリウッド対シリコンバレー、インターネット政策の支配をめぐる2つの巨大勢力の衝突、と考えるのはありがちな落とし込み方ではある。しかしその構図は、まったく正しくない。法案が廃案になったのは、抗議行動の拡大のおかげだ。しかしその勝利を仕立てたのは、わかりやすい名前のない、既存のロビイストではない何かである。魔法の力も隠れ家も持たない何かである。論争に際してもっとも強力でもっとも重要な声を発するにも関わらず、最近まで議会の目に映らなかった何かである。
その何かとは、あなただ。あなた個人がそうでなかったとすれば、あなたの隣人、あなたの同僚、あなたの友人、あなたの子どもたちだ。何百万人という人々が、自分の地元選出の議員に、オンライン著作権防止法案と知的所有権保護法案への反対を要請した。その「組織化」ができたのは、自分たちの日常に深く入りこんだウェブサイトを守りたい一心からだ。
ジミー・ウェールズ、キャット・ウォルシュ:メディアは我々であり、あなたたちだ(Source: Washington Post)

